太陽はひとりぼっち
ボッカチオT
太陽の下の18才
黄金の七人
続 黄金の七人 レインボー作戦
エスカレーション


1962
太陽はひとりぼっち

ミケランジェロ・アントニオーニ
アラン・ドロン
モニカ・ヴィッティ
 「BLOW-UP」で60'sファンに名高いアントニオーニですが、定番的(?)作品は、実はこういう映画です。

ココロの奥底の空虚な穴。誰かがそれを埋めてくれるだろうなんて幻想でしかない。だけどやっぱり誰かにすがらずにはいられない、弱い人間たち。
モニカ・ヴィッティのうつろな視線が、見る者までを憂鬱にさせてしまいます。
色男の絶頂期にたつアラン・ドロンも、やっぱり憂鬱…。
 

1962
ボッカチオ T

マリオ・モニチェッリ
フェデリコ・フェリーニ
マリサ・ソリナス
アニタ・エクバーグ
 お色気コメディなオムニバス!
第1話は巨大な工場でアリのように働く男女の恋のお話。 とにもかくにも、作業終了とともに工場から噴出るヴェスパの大群は見ものです。
第2話、カタブツ博士の家の真ん前に現れた、世にもなまめかしい、横たわる女の巨大な看板。男女の戯れは罪悪と拒む博士を誘惑しようと、夜な夜な看板から抜け出してやってくるモウレツ・グラマー美女!さて博士は操を守れるのか!?
ちょっと奇妙で面白おかしいストーリィ!ボッカチオUもあります。
 


1962
太陽の下の18才

監・カミーロ・マストロチンク
演・カトリーヌ・スパーク
ジャンニ・ガルゴ
 最高!見ているだけで日焼けしそうなまぶしいイタリアの太陽!太陽に負けず劣らずさらにまぶしいカトリーヌ・スパークのスマイル!
イタリアの夏の島にひとりヴァカンスにやってきたキュートなお嬢様、オトコ達が放っておくわけがない!
1字違いの名前なせいでダブル・ブッキング=同室になってしまったニコルとニコラはどうなるの?
恋を求めて島へやってくる若者達。
渚のダンス・パーティでは カトリーヌのキュートなツイスト姿が見られます。
 


1965
黄金の七人

監・マルコ・ヴィカリオ
演・ロッサナ・ポデスタ
フィリップ・ルロワ


 60年代のイタリア映画といえばやっぱりこれ!日本でも大ブレイクした、もはや伝説の作品。サントラも有名ですね!
だけど前知識なんぞなくても最高に楽しめます。世界各国から終結した腕利きのドロボウ6人となぜか教授と呼ばれる新氏、そしてフジコちゃん的存在=謎のグラマー美女。
7+1人が狙うのは、とんでもない量の金ののべ棒!白昼堂々とやらかす、彼らの奇想天外な強奪計画の行く末はいかに!
ロッサナ・ポデスタのめくるめくゴージャスな装いに目を丸くするも良し、6人のドロボウ達のお国当てごっこするもよし、鳥肌モノのカメラ・ワークに心奪われるも良し。
絶対に見て満足の1本です。 !
 


1966
続・黄金の七人 レインボー作戦

監・マルコ・ヴィカリオ
演・ロッサナ・ポデスタ
フィリップ・ルロワ

 はやくも続編が登場!前作より狙う獲物もスケールも大きくなって、今度は世界を又にかけてしまいました。やれキューバだ政府と密談だと、ストーリィも大きくなって、007を彷彿とさせる、ヒミツのマシンも登場。
お色気たっぷりロッサナ・ポデスタの装いもさらに過熱。レインボー作戦というだけに、次々と変化する装いはまさに7変化!はっきり言って彼女を見てるそれだけで十分楽しい。
1作目を見た人はこの2作目・3作目と見ずにはいられなくなるでしょう!!
 

1967

エスカレーション

監 ロベルト・ファエンツァ
演 クローディーヌ・オージェ
  バグリエル・フェルゼッティ
 イタリーの大会社の御曹司はインド・マニアのヒッピーかぶれ。ロンドンで豪遊中の彼のもとへ、ついに家業を継ぐ時がやってきた!インド旅行をダシに会社に連れ戻された彼を待っていたのは、魔性の女精神科医…。彼女に翻弄され、自我を失ってゆく主人公…。
ストーリーはおもしろそうでしょ?だけど、あまりのB級さに笑いが絶えません。そこがいいんですけど。
冷徹無比の美女、クローディーヌ・オージェがキレイ。
 

1968

テオレマ

監 ピエル・パオロ・パゾリーニ

演 テレンス・スタンプ
   シルバーナ・マンガーノ
   アンヌ・ヴィアゼムスキー
  
 テレンス・スタンプ・・・ああテレンス・スタンプ・・・!
とあるブルジョアの家に、とある青年がある日突然やってきた。静かに何をするでもなく滞在を続ける青年。気づけば家族全員が青年の虜になっていた。父、母、少年、少女、女中。皆が青年の美しさに我を失ってゆく。しかし青年が家を発つ日はやってくる。その後のあまりの無秩序、崩壊・・・。
 テレンス・スタンプの残酷なまでの美しさに「身の毛がよだつ」映画です。老若男女を問わず翻弄してしまう魅力が申し分なく、彼からにじみ出ているのです。愛・官能・狂気!人間の欲望って、恐ろしいモノですね。